アメリカの義務教育
アメリカの義務教育は、キンダーガーデンからハイスクールまでの13年間と定めている州が多い。学制は、小学校1年から高校3年までを1年生から12年生まで通した学年で表わされる。また、学年と年齢が定められていないので、優秀な生徒は飛び級することができる。

公立校と私立校
公立校に進学する場合は、地域によって定められている学校に入学しなければならない。基本的に高校まで無試験で進学でき、授業料は無料である。
私立校は、それぞれの学校がそれぞれの教育方針に沿って運営、活動しており、学区制に関係なく、入学できる。大学進学を目的としたプレップスクールや芸術関係などいろいろな学校があるので、目的をじっくり考えた上で選択したい。

アメリカの大学に進学
大学に進学する場合、高校の成績や生活態度、スポーツやボランテイア活動など、その生徒の様々な行いが評価の対象となる。大学進学を希望する生徒は、高校3年になるとカウンセラーのアドバイスを受けながら、志望校を決め、秋の終わりから志望校に願書を提出し始める。その際、推薦状や成績証明などの必要書類も一緒に提出する。書類選考の結果、入学許可が数ヶ月後に通知される。成績がある程度、基準に達していれば、入学許可は下りるが、入学後の勉強は容易ではない。アメリカの大学は卒業するのが困難なのである。

全日制日本人学校
全日制日本人学校では、日本の教育方針により近い内容で文部省検定の教科書に沿って授業を行っている。いずれ日本に帰国し、受験を迎える子供たちにとって、日本人学校に進学することは、日本への編入がよりスムーズになる。全日制学校のほかに、日本語補習校や塾などもある。

帰国子女
海外で2年以上教育を受けた日本人は、帰国子女と呼ばれる。日本の高校、大学を受験する場合、各学校によって多少異なるが、アメリカの学校の成績やTOEFL,SATの得点、推薦状、筆記/面接試験などが要求される。また、受験資格は、帰国後1年以内の学生でなければならないなど、帰国子女の受け入れは、以前に比べて整いつつはあるが、容易とは言えない。
日本の高校、大学は義務教育ではないので、入学許可が下りなかった場合は、アメリカの学校に入学するか、大学受験の場合には日本の高校に入学し直すか、大学検定試験に合格して一般受験で大学試験をやり直すしか方法はないのである。

 
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